






やっと旅行記の編集が終わりました。写真の枚数が莫大な数に上ったので、選ぶのが大変だったのです。どの画像も美しく、捨てがたかったからですね。紅葉を楽しむなら近場で鎌倉や箱根に行けばいいのにと言われてしまうでしょうが、京都が見せてくれる色はまた格別です。それは盆地という地形に関係があるのでしょう。昼間と夜の気温の差が大きければ大きいほど、色合いは鮮やかになるのだと地元の人が教えてくれました。今年は寒さが厳しかったので、きれいな色に染まってくれたのかも知れません。
ただ、来年は出かける時期に注意しないといけません。11月の中旬ではほとんどの場所は色づき始め程度。11月の下旬から12月の頭にかけてが紅葉のピークに達し、12月の最初の週末で終わりになると思った方がいいでしょう。そして、ホテルの予約は早めに。最低でも1ヶ月前には予約しておかないとダメです。
途中のプレートは、北野白梅町から歩いてすぐの「藤野」で食べたランチです。とてもヘルシーでした。豆腐料理が中心ですよ。【完】
さすがにライトアップの撮影は普通のデジタルカメラの方が優れていたようです。決して悪くはないのですが、デジタルカメラで撮影した画像と比べると、醍醐味に欠けるかも知れません。
でも、昼間の撮影は素晴らしいですね。青空の青がきれいに出て、それを背景にした紅葉が何とも言えない美しさを見せてくれています。
上は、「厭離庵」のもみじの絨毯です。厭離庵はもみじの葉が散る時期には、いつも同じように赤い絨毯を敷いてくれます。他の場所だと、もっと色あせた赤になってしまうのが常なんですが、この厭離庵はなぜか血の色に染まった落ち葉が敷き詰められます。歴史の中で、そんな血なまぐさい場面があったのでしょうか。ただ、それだからと言って決して気味悪い印象を与えないのも不思議です。
下の大きな写真は「宝筐院」だと思います。今年の宝筐院も昨年と同じくらい見事な紅葉・黄葉を見せてくれていました。ここのもみじの色合いを忠実に再現するのは本当に大変です。真っ赤なもみじもあれば、赤と黄色が微妙に混じったオレンジ色もあるからです。
御土居の美しい画像をたくさん採用しましたが、残念だったのは、御土居に着いたのが午後遅い時間帯だったので、写真撮影をするには少し光が足りなかったことです。もっと光量が豊富だったなら、実物の紅葉をそのままこのページに再現できたに違いありません。それでも、これだけの見事さなのですから、実際の光景は容易に想像できるでしょう。
これで今回の旅は全て終了なのですが、今回は帰りの新幹線が9時ちょっと前と、かなり遅かったので時間はたっぷり余っていました。そこで、北野白梅町から嵐電に乗り、今まで一度も行ったことがなかった「車折神社(くるまざきじんじゃ)」まで行くことにしました。嵐電の「車折神社」を降りると目の前が神社です。いくつか御利益があるこの神社ですが、その中には縁結びの御利益も。「夫婦がいつまでも仲良くいられますように」という願いを込めて、しっかりお参りをしてお守りも買ってきました。境内はもう薄暗かったのに、きちんと写真を撮ることができたのが不思議です。やはりいいことがあるのでしょうかね。
嵐山の紅葉は真っ赤に染まったものが多かった気がしますが、御土居の紅葉は黄葉とまではいかないのですが、赤と黄色が微妙に融合しあって、美しいオレンジ色の橙葉(とうよう…造語です)になっています。とにかくその本数がものすごく多いので、オレンジ色に染まった葉の屋根の下を、同じように染まった木漏れ日に包まれて歩いているような、そんな別世界の感覚です。
中には真っ赤に染まったもみじもあります。はっきりとあの木とあの木と言えるほど存在感の大きな木で、右の写真はそのうちの1本です。何枚写真を撮っても、その美しさを記録に留めることは不可能でしょう。
こうして写真で振り返ってくるだけでもため息が出てしまう御土居の紅葉ですが、実はこれが全てではありません。それほど広い庭園なのです。中央を流れる川の風情も素晴らしい。葉は染まっていなくても、夏の御土居も見事でしょうね。以前は入園料をわざわざ払ってまで…なんて考えて遠慮していたのですが、今はその入園料500円の安さが分かるようになりました。
それでは、残りの御土居の画像をお楽しみ下さい。



































































































































































ただ、どうしようかとぐずぐず迷っているくらいなら、思い切って実行してしまう方がいいのだと思います。ただ、2回とも出発までに時間があまりなかったので、一人旅の部屋を見つけるのは大変でした。幸運だったのは、2回ともホテルの位置が駅のすぐそばだったことです。1回目は京福嵐山電鉄の四条大宮の駅のすぐそば。2回目は地下鉄烏丸線と東西線の烏丸御池駅のすぐそばです。部屋を探すのに苦労していたのに、こういう幸運もあるんですね。難点があったとすれば、糖尿病で入院していた僕にとっては、食事の誘惑が多すぎたことです。京都は食べ物も本当においしい。前に2回ほど行ったことがある、祇園のはずれのお好み焼き屋さんでお酒を飲みながら食べたお好み焼きと「にせたらば」が美味しかった。やはり、人との交わりって大切ですね。僕は、そういうのが苦手なんだけど、旅先だと人が変わるんです。外国でもそうでした。
いずれにしても、今年の紅葉は1回目の訪問も2回目の訪問も素晴らしかった。時期がずれたことで、いろいろな違った場所の紅葉の美しさを味わうことができ、天に感謝しています。雨が降ったら大変でしたからね。今度京都に行くのは来年の春でしょうか。それとも、今までは行ったことがない早春の梅の時期でしょうか。今度はもっと早めにしっかりとした計画を立てたいと思います。さて、最後にiPhoneで撮影した画像を紹介しましょう。光をより敏感に感じ取るiPhoneのカメラだと、また違った絵を見ることができるからです。
「北野白梅町の駅から北野天満宮に向かって少し歩いたところに、お豆腐屋さんが経営しているレストランがあるのよ」妻が教えてくれました。どうやら、数年前に二人で京都に来たとき、一緒に食事をした店だということを忘れていたようです。「藤野(ふじの)」という名前のその店に、今度は僕一人で昼食を食べに立ち寄りました。
「お店のお薦めは何ですか?」とウェイトレスさんにきくと、プレート料理を薦めてくれました。メインの豆腐料理を選ぶことができます。僕は、ドラマ「JIN-仁-」の南方先生にように、揚げ出し豆腐を選びました。女性好みのプレートのような気がしていましたが、味も量もなかなかのものでした。みなさんもどうぞ立ち寄ってみてください。「見つかるかなあ?」って思いましたか?大丈夫ですよ。周辺には他にお店らしいお店がないんです。ラーメン屋さんと餃子の王将くらいですかね。腹ごしらえをした後は、北野天満宮に向かいます。天満宮の大鳥居をくぐれば、御土居はすぐそこです。期待はしていたものの、そこで目を見張るような美しい光景に出くわすことになるのです。やっぱり、秋の京都は簡単には期待を裏切りませんね。
今年の秋は本当に贅沢な思いをさせてもらいました。本当は京都へ旅する計画など何もなかったのです。それが、間近になってどうしても気になりだして、そして無理矢理ホテルを予約してしまいました。11月中旬と12月初旬の2回も紅葉を見に行けるなんて、とんでもない贅沢です。2回目の旅行も突然決めたことです。「思い立ったが吉日」とは格言に言いますが、あまりの思いつきもどうなんでしょうかねえ。
最後の5枚ほどは、清涼寺を出てすぐの神社の境内に立っていた立派な楓の木です。その紅葉の美しさにはびっくりしてしまいました。カメラを持っている人は、やはり僕と同じように一生懸命写真撮影をしておりました。
こうして写真で振り返ると、清涼寺の紅葉も素晴らしいですね。ここは赤の鮮やかさが目立ちます。紅葉を楽しめる場所はそんなに広くはありませんが、それでも密度の濃い光景を楽しむことができました。10月に糖尿病で入院したばかりなので、今回はあぶり餅を食べるのは遠慮しましたが、こんなに素晴らしい嵐山と嵯峨野を満喫できて、本当に幸せでした。
さあ、時間はまだ残っています。どうやら北野天満宮の隣に位置する「御土居(おどい)」を訪ねる時間がありそうです。2週間前には夜間拝観だけしか許されなかったし、紅葉もまだまだですが、今回はもしかしたらものすごい風景が見られるかも知れません。さて、それでは皆さんを最後の見学地へとお誘いしましょう。
いかがでしたか?宝筐院(ほうきょういん)の紅葉風景には度肝を抜かれますね。2週間前にはほとんど色づいていなかったもみじの葉が、たった2週間で目も覚めるような色に染まるのですから、本当に驚かされます。きっと今頃は紅葉のピークだろうと期待はしていたものの、これほどまでに見事な光景を目にすることができるとは、思ってもみませんでした。昨年訪れたときには、紅葉よりも黄葉が目立った庭園ですが、今年はバランス良く混じって、美しい絵の一部になってくれていました。
宝筐院は厭離庵から歩いて10分もかかりません。僕のように、京福嵐山電鉄(嵐電)の嵐山駅から歩けば、かなりの距離になりますが、暖かい日差しの中をゆっくり歩いていけば、ちょうどいい散策になります。上の写真の中には似たものが何枚か入っていますが、それは選ぶのがものすごく難しかったためです。どれも捨てがたく、「全部入れちゃえ!」ということになってしまいました。宝筐院の次は、すぐお隣の清涼寺です。紅葉はそれほど有名ではありませんが、「あぶり餅」では広く名が知れています。紅葉とて、決して他の場所にひけはとりませんが。まあ、お楽しみ下さい。
































